乗り物の待ち行列のシミュレーションのおまけ

モデル化とシミュレーション

こんにちは。前回の乗り物の待ち時間のシミュレーションについて,もう少しだけ補足をします。

待ち時間の集計

はじめに待ち時間の集計をします。

以前に取り上げた普通の待ち行列との違いは,先に来ても定員近くなるまで発車しないので,ちょうど出発するタイミングで到着したグループの方が待ち時間が短くなることです。

1万回シミュレーションした結果を載せました。

5組目あたりでちょうど定員になるようで,待ち時間が最小になっています。

前回に載せていなかった待ち時間の累積と平均待ち時間の式は,次になります。

図示してみる

次に,待ち行列の様子を図示します。

240秒のところで,グループ1~6までの人たちが一斉に発車したことがわかります。

ここでの上の表の数式は次になります。

時刻が0の列だけ掲載しましたが,絶対参照と相対参照をうまく組み合わせているので,数式をコピペすれば上のように表示することができます。

今回はこれでおしまいにします。それではまた。

Posted by 春日井 優