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コロプレス図で埼玉の投票率を描いてみたけど、翔んで埼玉な県知事選挙の投票率はどうなることやら

データの活用

こんにちは。これまで小学校から学ぶグラフをプログラムで描いていましたが、今回は違うネタで書くことにします。

今回は「コロプレス図」。聞きなれない名前かもしれませんが、要するに地図をデータに従って塗り分けたものと思ってもらって、差し当たりは大丈夫そうです。

面積が大きい市区町村は目立つことと、それぞれの市区町村全体にあてはまる色を塗っているのでピンポイントのデータではないことには注意が必要です。

明日は埼玉県知事選挙の投票日ですよ

突然ですが、明日は埼玉県知事選挙の投票日です。

「翔んで埼玉」という映画が(埼玉県内だけかもしれませんが)話題になった今年、そのキャラクターが埼玉県知事選挙の啓発ポスターになってしまいました。(新聞社へのリンクなら、しばらくリンク切れしないかな?)

実は県知事選挙、とても低投票率なんです。

4年前(2015年)は26.63%

8年前(2011年)は24.89% (なんと都道府県知事選挙で最低投票率を記録!)

12年前(2007年)は27.67%

と、およそ4人に1人程度しか投票しないという、「翔んで」ではなく、とんでもない低投票率の選挙なんです。

埼玉には、定期券という通行手形を持って、毎日のように都県境を越えて通勤・通学している埼玉都民があまりにも多くいて、Wikipedia にも項目を作られてしまうような有様です。

埼玉都民は、埼玉県知事よりも東京都知事の方が重要なのかもしれない・・・

もしかしたら、選挙に行く行かないの地域差があるような気がして、調べてみようということにしました。

コロプレス図を描いてみようと思ったきっかけ

そもそものコロプレス図を描いてみようと思ったきっかけは、三春充希さんが選挙にまつわる統計をグラフにしたりコロプレス図を描いたりしていて、それがとても興味深かったことです。

特に政党ごとに得票率をコロプレス図にしていて、関心を持ちました。

三春さんと同じように地図として塗り分けることができたら、自分でも様々な分析ができるのではないかと思ったからです。

ただ、私の場合には職業柄あまり政党色を出さない方がよいだろうと思い、とりあえず投票率を塗り分けるプログラムを動かしてみることにしました。(明日の県知事選挙は、自分の任命権者となる人を選ぶ選挙だし。)

コロプレス図で見る投票率

投票率に応じて市区町村別に色を塗分けていくことにします。

Qiitaに掲載された記事のままのプログラムでコロプレス図を描くことができ、さらにその他手順もよく書かれているので、Qiitaへのリンクを貼っておくことにします。

この記事のプログラムを動かすためには、folium 、 pandas 、 json という3つのライブラリを使うことになります。

json は標準ライブラリなので大丈夫ですが、残りの2つのライブラリは pip コマンドを使ってインストールする必要があります。

コロプレス図を作るにあたり、ほんの少しだけプログラムを変えました。

大きな変更内容は、色の塗分けの段階を threshold_scale という引数にリストで値を与えている箇所になります。

細かな変更は、エクセルの列名、使用する地図、塗分けの色、地図のタイトルになります。

プログラムを変更したChroplethメソッドを呼び出す箇所だけ載せることにします。

folium.Choropleth(
  name='choropleth',
  geo_data=geojson,
  data=prod_df,
  columns=['行政区域コード','投票率(%)'],
  key_on='feature.properties.N03_007',
  fill_color='YlOrRd',
  fill_opacity=0.8,
  threshold_scale=[ 40, 45, 50, 55, 60, 65 ],
  nan_fill_opacity=0.2,
  line_opacity=0.2,
  legend_name='第25回参議院議員選挙 投票率'  
).add_to(m2)

この記事と同じようにして作った地図のスクリーンショットを載せていくことにします。

なお、国土数値情報ダウンロードサービスの行政区域のデータを使っているので、申請不要な300×400ピクセル以下のラスタグラフィックスの地図を載せることにします。

前々回の2011年埼玉県知事選挙の投票率

ちなみに、投票率上位 1位 東秩父村 51.28%、2位 皆野町 40.49%、3位 横瀬町 38.10%でした。下位は、1位 三郷市 20.06%、2位 川口市 21.67%、3位 所沢市 21.87%でした。

前回の2015年埼玉県知事選挙の投票率

ちなみに、投票率上位 1位 小川町 57.60%、2位 東秩父村 54.72%、3位 杉戸町 47.24%でした。下位は、1位 川口市 20.94%、2位 三郷市 21.32%、3位 松伏町 21.37%でした。

2019年7月に行われた第25回参議院議員選挙の投票率

参考として、2019年7月に行われた第25回参議院議員選挙の投票率も載せておきます。

ちなみに、投票率上位 1位 越生町 61.83%、2位 東秩父村 60.98%、3位 鳩山町 57.76%でした。

下位は、1位 八潮市 40.75%、2位 深谷市 41.46%、3位 川口市 41.78%でした。

ちょっとだけ考察

この3つの選挙で共通して上位に現れたのは東秩父村、下位に現れたのは川口市でした。

上位に現れた町村は、平成の市町村合併のときにどことも合併していない町村でした。(関係あるのかな?)

地域的に投票率が低いのは、南東部と北東部のようです。

県北部の深谷市が参議院議員選挙のワースト2位に登場したのは意外でした。

それでは、埼玉県民の皆さんも、埼玉都民の皆さんも、群馬に近い皆さんも、埼玉県知事選挙の有権者の皆さんは、選挙に行きましょう!

今回はこれでおしまいにします。それではまた。

この記事を書いた人
春日井 優

高校で情報科という教科を担当しています。以前は数学科も担当していました。(今でも数学科の教員免許状は有効です。)プログラムを覚えたのは、「ゲームセンターあらし」という漫画のキャラクターがBASICを解説する「こんにちはマイコン」を読んだことがきっかけでした。

Posted by kasugai